代表医師あいさつ

患者様も、患者様に関わる方々もとにかく笑顔になれるように…
そんな思いを込めてクリニックに名前を付けました。

医師として本当に多くの患者様を診させて頂いてきましたが、取り巻く環境はそれぞれ驚くほど違います。その中で患者様が納得のいく幸せな時間を過ごして笑顔になって頂きたいと思っています。それが出来たら患者様の身近な方々にも笑顔になって頂ける思います。そうすると我々医療者も笑顔になる事が出来ます。

私は重症患者様を含めた様々な患者様に対応が出来る医師を目指して3次救急病院で初期研修を行いました。そして一般外科医として主にがん診療を行い、手術治療や化学療法、末期がん患者様の緩和ケア、お看取りを行って参りました。その後重症患者様の幅広い全身管理に携わるため、麻酔科医としてECMOや人工呼吸器などを使用する重症管理を行う集中治療や、心臓手術を含めた各種手術の麻酔・疼痛制御を行って参りました。集中治療に於いては残念ながら治療効果が乏しい患者様や、進行性の内科疾患により状態の低下していく患者様に対して緩和ケアやお看取りも行いました。

多くの治る病気と治らない病気に関わる中で治らない病気に対しても良いコーディネートを行いたいと感じて来ました。そして在宅診療と出会い、これまでの経験を生かして、かかりつけ医として急性期治療が必要な方への質の高い判断・介入や慢性期疾患のコントロール、最期までその方らしくお過ごし頂けるような適切な緩和ケアなどをご提供出来るように努力しています。

最適なご提案が出来るよう、患者様・ご家族様や関係者の皆様のご希望を納得出来るまでお話させて頂きます。患者様それぞれの状況によっては医療として正しい事がそうで無くなったり、その逆も起こります。何か小さな事を変えるだけでも大きく物事を改善出来る事もあります。その中で実現出来るもの、最善のものを精一杯一緒に考えさせて下さい。

ご自宅での生活を、最大限その方らしく、快適で楽しいものとなる様にご支援させて頂きます。

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